歩留まり | とある営業マンの裏話

歩留まり

新築マンションの歩留まりは平均10%と言われています。

つまり10件の来場者に対して1件決まるってな感じです。


低いかと思うかもしれませんが、さすがにモデルルームに来る人全員がその物件を欲しいというわけではありません。

冷やかしも多いですし、買えない人もいます。

そんな中トップ営業マンと言われる人たちは歩留まり30%くらいたたきだします。

10件やればある程度の営業マンであれば1件は決まります。ただし駆け出しの営業マンが接客するとそういう買う客もいとも簡単に逃してしまいます。

だからある程度上司に認められないと来場者の接客なんてやらせてもらえないのです。

認めてもらうためにどうするか?

飛び込み営業や電話営業で連れてくるしかないのです。

僕がアピールの場として活用してたのは電話営業ですね。

上司の前で営業トークを聞かせることができるわけですからこんなアピールの場はありません。

家に帰ったら自分でセールストークを録音して何回もやり直す。(今聞くとかなり恥ずかしいし怪しい)

それでアポイントが取れるようになると上司も一度使ってみようかなとなるわけです。

飛び込みはやってるところをみせられないですからね。

まあそれで第一段階突破です。

いざ接客するようになると歩留まり10%キープするが大変で、毎日胃が痛かったです(泣)

12件くらい接客して決まっていないとまた飛び込み電話営業に逆戻りですからねー。。

いろんな難所をくぐりぬけて一流に近づいていくわけです。