提案書 | とある営業マンの裏話

提案書

気付いたらブログを更新してから1年が経過していた。。。


早いものです。


自宅のPCのフォルダを整理していたら昔作った提案書が見つかったので、

久々に更新してみます。


今でこそパワーポイントを使った提案書で営業活動をしておりますが、不動産営業マンだった当時はそんなものは使わず、地図と物件概要と新聞の切り抜きと話法だけで交渉をしていました。


新聞の切り抜きについては、効果的なので後日また書きたいと思います。


この提案書は、僕が不動産営業マン時代に作った最初で最後の提案書です。


確か電話営業をしていて、家の立替を検討していたお客様にヒットしました。


電話営業でヒアリングした内容は決まる内容ではなかったのですが、なんか胸騒ぎがして、無理やりモデルルームに来てもらいました。


ちなみに僕の最後のお客様です。


上司に報告したところ、


「それ、決まらないよ。参見だろ、返せよ。」


といわれました。


お客様はとある中小企業の取締役でした。


僕の仮説では、家を建て替えるよりも、今の家を売却して売却資金を頭金にして新築マンションを購入した方がメリットが高いことを資料にして示せば、取締役という立場の方は納得してくるのではないか?と考えました。


上司に一日だけ提案書を作る時間を下さいと懇願し、作成しました。


普段口頭で話していることを資料化するだけなので、今であれば3時間もあれば作れますが、パワーポイントの資料を作った事がない当時は丸一日かかりました。


結果、決まりました!


内容としては、その人の支払いパターンの比較表を作り、建て替えをするよりも新たに購入した方があなたにとってメリットがありますよ~的な簡単な感じです。


個人向けにわざわざ提案書を作る営業マンも当時はなかなかおらず結構新鮮だったみたいですね。


まぁそれだけが全てとはいえませんが、もし今スランプにはまってる営業の方がいらっしゃれば是非ともお試し下さい。


電話ばかり掛け続けることがすべてではありません。


たまには普段話している営業トークをドキュメント化してみせるということも大事です。


相手にもよりますが・・・。

主婦とかにはきかないかもしれませんけどね。。。