上司の話 PART2 | とある営業マンの裏話

上司の話 PART2

不動産営業において、モチベーションというのは相当重要です。

自分の販売している物件を「いい」と思わないと、
お客さんにいい交渉はできません。

時には担当した物件がくそ物件の時もあります。

東側と南側に14階のマンションが隣接しているオール西向きの
物件とかね。
しかも駅近だから相当価格も高い、みたいな。

毎日毎日、飛び込み営業や電話営業で一般市民に断られ続け、
自分は世の中にいらない人間なんじゃないかと落ち込むことも
あります。

部下がそんな時、できる上司はまず部下の洗脳から始めます。

毎日のミーティングで、その物件のセールスポイントを社員に説明し、
しかもさまざまな資料を用いて良さを社員に諭します。

絶対にその物件の悪口を言いません。

毎日新しいセールストークが上司から出てくるため、
社員も「この物件はそうとう優良物件だ」という自信がわいてきます。

当然、上司自信がそうとうなプレゼン能力を持っていて、
社員全員のモチベーションをあげるだけのカリスマも必要ですがね。


「この人のいうことは正しい」
「この物件は相当いい!売れないのは自分の能力不足だ」
「今上司がやったプレゼン、早く使いたい!」



こう社員が思えば、売れない物件もきっと売れてくると思います。

僕もいずれはそういう上司になりたい、むずいけど。。