社長2 | とある営業マンの裏話

社長2

社長の話しの続き。

この社長の生き様を書いた本がある。
社長の自筆じゃなくてほかの人が書いた本ですが。

そこで、気になることが一つあった。
社長が初めて受注した案件がある。
3ヶ月で1戸も売れていない17戸のワンルームマンションの
販売受託だ。
委託先も当時どこの骨ともわからない会社にお願いするには、こんな案件しかなかったのだろう。

その本いわく、その腐った案件を1週間で完売させたと書いてあった。
そして、好評価を得て、200戸の大型販売受託をGETして軌道に乗ったらしい。

俺は入社してから社長と2回しか話したことないが、
その時に話した会話が以下の通りだ。

  「社長、本読ませていただきました。1週間で完売ってすばらしいですね。」
社長 「お前、何言ってんだよ。あんな物件1週間で完売できるわけないだろ。」
  「え?」
社長 「クライアントには架空の契約書を渡して完売したことにしたんだよ。」
  「え、でもそれってやばいんじゃ。。。」
社長 「その後に大型物件を売り出す情報を入手してたから、その案件を受託したかったんだよ。」
  「でもばれるとまずいのではないでしょうか。」
社長 「そんなの放置しておくわけないだろ。完成まで1年あったからそれまでに売り切ったよ。」
  「なるほど!」


と、こんな感じです。
当時、社長の自己資産は300億。今は500億弱。
やっぱり成功している人は激しいことをやっています。