ゼロ社員 | とある営業マンの裏話

ゼロ社員

営業マンの一日は以下のような動きになります。(平日編)

 9:30~ 本社へ出社
10:00~ 営業全体ミーティング
10:30~ 課ごとのミーティング
12:00~ モデルルーム到着
13:00~ ポスティング(いわゆるチラシまき)
15:00~ 飛び込み営業
17:00~ 電話営業
20:00~ ミーティング
21:00~ 帰社

こんな感じですね。
今僕が勤めてる会社は終電まで働くような状況なので、21:00に帰れると速いと感じますが、当時は21:00に終了がすごく遅く感じていました。
理由は、20:00からのミーティングは大体上司の説教タイムなので、なが~く感じられるわけですね。

ちなみにそのとき標的にされるのが、いわゆるゼロ社員という人間です。
ゼロ社員というのは、当月に一本も契約を出していない社員を指します。
この人間は、上司からは人格否定されるくらい詰めに詰められます。

「お前は日本経済界においてゴミでしかねぇんだよ!わかるか?ゴミ」
「会社はお前の存在が迷惑以外のなにものでもねぇよ。会社に給料を払えよ。」
「お前は馬鹿なんだから、人の数倍努力してやって同じ土俵に立てるんだよ」

などなど、もっとひどい言葉もたくさんありました。
僕は3ヶ月の新卒研修が終わって、それ以降ゼロということがなかったので、こういう説教を受けたことはないのですが、人のを聞いているだけでも相当つらいです。
また、ゼロ社員は本社でも成績表に大きくゼロと赤字で書かれ、営業トップよりも目立つようになっているため精神的には相当きついと思います。
月末に近づくと、「ゼロ集合!」と朝から部長に呼び出されまたまた説教です。

不動産業界では、売っていない人間は会社での居心地が悪くなるように仕向ける傾向があるみたいですね。